AZISと庵治石 庵治石の魅力 AZISは高価な庵治石をふんだんに使い、製品クオリティとデザインの両方を深く追求しています。 オーディオからステーショナリーまでシームレスなデザイン展開をしています。 花崗岩のダイヤ 日本三大花崗岩の一つ『庵治石』 香川県高松市の東に隣接する石の里は、山全体が花崗岩の層からなる八栗五剣山(やくりごけんざん)にいだかれた牟礼町・庵治町にまたがり、そこから庵治石は算出されています。 庵治石は、日本三大加工がの一つとして知られ、今では世界でも『花崗岩のダイヤ』と呼ばれ高く評価れている石材です。 強く、艶やか 特有の『斑』が表情を生み出す 庵治石は、そのきめ細やかな地肌ゆえに風化に強く、磨けば磨くほど艶を増していきます。主成分である石英と長石に少しの黒雲母を含むため、特有の『斑(フ)』と呼ばれる表情が現れてきます。その表情に応じて分類され、きめ細やかなものほど貴重品として扱われます。 斑とは? 200年続く美しさ 水晶に近い硬度を持つ 庵治石は水晶に近い硬度を持っています。このため200年は彫られた字が崩れたり、赤茶色に変色したり、艶が失われないと云われています。 また一つ一つの結晶が小さく、緻密であることから他の花崗岩とは比較にならないほど細やかな細工を施すことができます。 庵治石を世界一たらしめる現象 『斑(フ)が浮く』とは? 斑とは、よく研磨された石の表面に黒雲母が特に緻密に入り、まだら模様に濃淡が出ることで、『斑が浮く』とは石の表面が二重の絣模様(かすりもよう)のようにみえることを云います。 この現象は世界の石材の中でも他に類がないとされており、庵治石特有の現象とされています。この希少性、特質から、石材の単価としては世界一と評価されています。 精密・表情・先進性 庵治石のデザイン的優位性 庵治石にはオーディオ製品・インテリア製品に適したいくつかの特徴があります。 MINUTE 精密な加工が可能 水晶に近い硬度と細かい粒子のため、高精度に加工ができ、筐体の素材として最適です。 ORIGINALITY 多彩な表情 研磨方法により多彩なテクスチャをデザインに取り込むことができます。 INNOVATION 最近のオーディオ素材 近年、ハイエンドオーディオ機器に石を使用するケースが出始めています。 斑と杢 木材との調和 AZIS製品の表面を覆う木材には、ホワイトシカモアを多用しています。ホワイトシカモアは名器ストラディバリウスの素材としても有名です。この材は美しい模様に特徴があり、俗に『縮杢(ちぢみもく)』とも呼ばれる三次元的な奥行をもっています。 庵治石の『斑』と、この『杢』のハーモニーは、素材感が複雑に同居するAZIS製品に美しさを与えてくれています。 小さな音を美しく表現 オーディオ素材としての魅力 庵治石は『小さな音を美しく表現する』というAZISオーディオ製品のコンセプトに於いても優位性を与えています。 スピーカーから出た音の反射音によって筐体や中の基板や配線は振動し、その振動は周囲に電磁波を発生させノイズの原因となります。ハイエンドオーディオ機器ではノイズの原因となる振動を抑えることが重要な要素となります。 庵治石は高い硬度を持っており、また粒子が細かいためその硬度は均一性を有しているため振動を抑制することができます。また同時に非磁性体でもあり、これらはオーディオ素材として非常に理想的な性質となります。 素材の美しさの融合 それぞれの美しさを最大限に引き出しました AZISは不必要な装飾を行いません。庵治石本来の美しさを味わえるよう、他の素材の色にも統一感を持たせ、木の素材は表面だけではなく断面もそのまま見えるようにデザインしています。 薄い板の素材を吟味し、目の方向と色合いを調整しながら、積層板も自社で製作しています。 細部にまでこだわることで、石の美しさ、木の美しさが融合してAZISの繊細なスタイルが出来上がります。高価な素材をあますところなく使い、素材本来の美しさを最大限に引き出しています。 最高級をリーズナブルに 産地と加工技術を持つ自社開発製品です 世界一高い石材を積極的に用いることができるのは、自社で庵治石を産出する山を持ち、自社で加工できるためです。 ネットワークプレーヤーからアンプ、スピーカーの全てを自社で設計開発できる高い技術力と、インテリアやオーディオの優れた素材である庵治石の山を持つAZISだけが提供できる製品です。